稚内のハクガンとコハクチョウ
11月1日、北海道新聞にも掲載されていましたが、稚内の大沼にハクガンの
幼鳥が飛来していました。
この個体は、ガン類にしては珍しく人間への警戒心がほとんどなく、
観察舎のすぐそばでハクチョウと一緒に採餌していました。
時々ハクチョウにつつかれているときもありましたが、お互いほど良い距離を保って
行動していました。
大沼はちょうどコハクチョウが多数飛来しており、湖岸などで休息していたり、
岸で採餌していたりしていました。
こちらは採餌中のコハクチョウ親子です。
よーく見てみると、嘴の縁がギザギザとしており、まるで鋸の様な形をしていました。
これがあるおかげで、水草や地上にある植物などをむしり取る事ができるのでしょう。
普段はこんなに近くで、見ることはできませんので、まじまじと観察してしまいました。
その後、このハクガンは大沼を旅立ってしまったようです。
またどこかで、会えると良いな~。と思っています。
川﨑