イスカの親子連れ
9月20日、稚内の松林で採食するイスカの親子5羽(雄1羽、雌1羽、幼鳥3羽)
に出会いましたこちらは赤色が美しい雄です。
こちらはオリーブがかった色合いの雌です。
ちなみに、イスカは漢字で書くと「交喙」とも書くように嘴先端が上下で食い違っています。
これは主食の松ぼっくりをこじ開けて食べるために特化したもので、イスカだけが持つ特徴です。
この時も主にカラマツの松ぼっくりを夢中で食べていました。
最初は成鳥だけかと思っていたのですが、よく観察しているとまだ幼げな子供もいました。
遠目には雌のようにも見えますがまだ全体的に縦班があります。
自分でもエサは探せるものの、まだ親から給餌もしてもらっていました。
イスカは北海道では少数が繁殖するものの、稚内近辺では渡りの時期に通過する旅鳥だと思っていました。
しかし、今回まだ給餌をしてもらう幼鳥が見られたので、もしかすると近くで繁殖していたのかもしれません。
川﨑