サロベツ湿原 最新開花情報 190611
今シーズンのサロベツは、これまでにない暖かさと日照時間の長さのおかげで、お花がとても綺麗に咲いています。開花状況も例年のペースより2~3週間程早く進んでいるようです。
一面緑色の湿原に、黄色のエゾカンゾウが鮮やかに映えています。
エゾカンゾウは、一つの花は一日しか咲かない儚い花です。
つぼみは数個ついているので次々と開花します。今は木道付近の暖かい場所から咲いていて、このあと木道の外側エリアにたくさん上がってきているつぼみが開いていくことと思います。
そして今年当たり年なのが、コバイケイソウです。
大型なのでサロベツ湿原の花の横綱と言えますが、近づくとその名のとおり(小梅蕙草)のとおり「梅」のような可憐な花を咲かせています。
コバイケイソウの白も加わりとても綺麗です。
紫色に白くすっとスジの通ったカキツバタ。風情のある花です。
昼間の木道散歩はもちろんのこと、朝靄に包まれた木道は幻想的で美しく、また、夕日に照らされるエゾカンゾウはロマンチックです。
今しか見られない美しい風景、ぜひ見にお越しください!