サロベツ湿原 最新開花情報 190528
日本で最後に到達する春も進み、最近はぽかぽかと暖かくも、ここ数日はかなり風の強い日が続いていたサロベツです。湿原は緑色に変わってきていて、木道わきでは小さな小さなお花達がよく見ると星々のように咲いています。
タテヤマリンドウとミツバオウレンの共演は、デッキ1~2の間で見られます♪
ショウジョウバカマは背丈をぐんぐん伸ばしながら咲いています。
淡紫色、紅色、白色と、点々と咲いている様子は水彩画のパレットのようです。
小さな小さなヒメシャクナゲ。花は5mm程の小ささですので、目を凝らして探してみてくださいね。
ミツガシワが咲きはじめました!
ホロムイイチゴ。英名はクラウドベリー。泥炭湿原に咲くベリーです。
夏に咲くナガボノシロワレモコウの葉もどんどん伸びてきました。
こちらは秋に咲くサワギキョウの葉です。
「あの鳥はなんですか?!」とよく聞かれるオオジシギです。ズバババ!ズバババ!と賑やかにディスプレイ飛行をするので「湿原の暴走族」と名付けました。
本州の場合山の上に行かないと見られない高山植物が、冷涼なサロベツでは平地のバリアフリーの木道から見られる貴重な場所です。鳥のさえずりとともに木道散歩へどうぞお越しください!