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風車学習会(190224)サロベツ湿原センター報告

2月24日(日)に 風車学習会~道北地方の風力発電を考えよう~ がサロベツ湿原センターで開催されました。

稚内市から羽幌町まで約20名が参加しました。

まずサロベツ・エコ・ネットワークの長谷部が、稚内地方周辺の大型風力発電計画と景観や鳥類に対する影響について説明しました。

次に風力発電の真実を知る会の佐々木邦夫代表が、風車の低周波騒音による人体への影響と稚内市街地における小型風車の計画状況について説明しました。

続いて幌延町議会議員の鷲見悟氏が幌延町のこれまでの風力発電事業と計画について説明しました。

最後に北海道海鳥センターの石郷岡卓哉氏が羽幌町周辺における大型・小型風車のバードストライクや海鳥センターなどを行っている普及啓克事業の説明をしました。

講演の後、この学習会の主催者である 道北地方の自然と再生エネルギーを考える会代表の富樫とも子氏の進行で、意見交換会が開催されました。

意見交換会では、一般の人に風力発電計画の現状や影響についてもっと知ってもらうためにはどうしたらよいかが話し合われました。羽幌町ではより知ってもらうために、北海道海鳥センターの展示を工夫したり、高校の総合学習の授業に取り入れていることが紹介されました。
また、各市町村には出前講座という各自治体の取り組みを紹介する講座があるので、それを利用することで(稚内市や幌延町で実施済み)一般の人に知ってもらう機会となることが紹介されました。

今回は、稚内から羽幌までの広域に渡って様々な立場の人が発表していただけたので、他の地域の現状や取り組みを知ることで、参考になる面が多かったかと思います。今後もまた、このような会を開催できればと思います。

今回の講演内容です。

風車学習会要旨集PDF

佐々木邦夫氏から紹介がありました稚内市の小型風車建設計画図です。

PDF

下記のページも合わせて参考にしてください。

風力発電の真実を知る会のホームページ

サロベツエコネットワークの風車力発電関連のページ

長谷部

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