活動報告

活動報告 > 2013年 > No.29

サロベツ木道マップ

活動内容

<サロベツ原野パンケ沼の木道マップを作成しました>

  

  

「パンケ沼の木道マップを作ろうと思っているのだけど、かせいちゃん、イラストを描いてみない?」と、おていさんからお誘いがあったのは、もう二年以上も前のこと。湿原の草花鳥を載せた木道マップを作ると聞いてわくわくしたこと、お世話になったサロベツへ何かお礼をしたかったこと、そして何より大好きなおていさんが私に声をかけてくださったことが嬉しくて、「やらせてください」とお返事しました。

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私のイラストのひとつひとつに、木道を通じてサロベツの四季を見守り続けているおていさんの素敵なキャプションが添えられました。おていさんは、編集・印刷の会社の方と、何回も構成を練ったとのこと。イラストの配置や全体の構成が丁寧で、調和とあたたかみが感じられます。「木道沿いの草花や生き物を紹介するマップなので、ピンポイントでココでそれが見られるというふうに特定するのは難しい。でも手に取ったが、原野の自然に惹かれてその懐の中に入っていきたくなるようなマップにしようと思った」と、おていさん。

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そう!サロベツ原野の真の姿は雄大な利尻山から小さな草花に至るまでこんなにも生き生きしている!!少しでも多くの人がこの木道マップを道標にサロベツ原野の散策を楽しんでくださることを願っています。

※「サロベツ木道マップ」は、2014年の春からサロベツ原野のビジターセンター等に置かれる予定になっています。

活動を終えて一言

マップづくり。おていさんにとっても、私にとっても、初めての経験でした。そのため、試行錯誤がたくさんありました。その分、完成の喜びはひとしおです。そして、利尻礼文サロベツ国立公園パークボランティアの会 幌延部会、編集・印刷会社、環境省稚内自然保護官事務所など関係機関の方々にたくさんの協力をいただきました。ありがとうございました。