活動報告

活動報告 > 2013年 > No.28

サロベツ年賀状シリーズ(消しゴムはんこ)

活動内容

サロベツとかかわりの深い風景、動物をモチーフに年賀状を作成しました。

<2009年>丑年

2013-28-001

サロベツの酪農にとって、美味しい牛乳を出してくれる牛はなくてはならない存在です。涼しいサロベツの気候は、暑さが苦手な牛たちにとって快適なんだそうです。サロベツの美味しい牛乳を飲んで、健康で元気いっぱいに一年を過ごせますように。そんな願いを込めて、利尻山をバックにしたサロベツの牧場の牛を消しゴムはんこにしました。

<2011年>卯年

2013-28-002

サロベツに生息する野生動物のひとつ。エゾユキウザギの大きくて力強い後ろ足を見たとき、“かわいい動物”としてのウサギより、野生に生きる逞しい動物としての姿を実感しました。このウサギのように力強く走り、ジャンプできる一年にしたいと思いました。

<2013年>巳年

2013-28-003

アクティブレンジャーだった頃、タンチョウ調査のためにサロベツ上空をヘリコプターで飛んだ事があります。その時に見えた、サロベツ川のうねりながら流れる様子が、体をくねらせて進む蛇の姿と重なり、まさに“蛇行”という言葉を実感したのでした。

2013-28-004

「サロベツの大地には大蛇がいる!」ゆったりと流れながら、湿原に恵みをもたらす大蛇サロベツ川のように、何か周りの人たちのためにできることを増やしたい。そんな思いを込めました。そして、厳しい冬を越えて迎えるサロベツの春は、今まで住んだ地域のどこよりも嬉しかった事を覚えています。

活動を終えて一言

サロベツの自然や風景からは、絵を描いたり、デザインをしたりするインスピレーションをたくさん得る事ができます。毎年ではないですが、これからもサロベツのいろいろな表情を年賀状にしていきたいと思っています。