活動報告
活動報告 > 2014年 > No.21
豊富中学校の総合学習への協力
活動内容・成果
豊富中学校1年生37名と引率教師4名を対象とした、総合学習の手伝いを環境省稚内自然保護官事務所、NPO法人サロベツ・エコ・ネットワークの協力を得て行いました。
この取組は、「サロベツの自然と農業、それらをつなぐ自然再生事業」をテーマとして、地域の将来を担う生徒達に地域農業や自然環境について理解を深めてもらうことを目的として、サロベツ湿原センター及び自然再生事業を進めている国営総合農地防災事業サロベツ地区の緩衝帯(落合緩衝帯)を会場として開催しました。
生徒達は、「利尻礼文サロベツ国立公園の自然」(稚内自然保護官事務所)、「サロベツの地域農業と自然再生事業の取り組み」(稚内開発建設部)の説明を聞いた後、同センター内の展示物を利用した農業と自然に関するクイズ形式の学習を行いました。
さらに、会場を外に移し、サロベツ湿原センターの自然観察路で、NPO法人サロベツ・エコ・ネットワークの説明を聞きながら自然に触れてもらい、3年ぶりの満開といわれるエゾカンゾウやモウセンゴケなどの植物を観察しました。
その後、サロベツ湿原センターを離れ、稚内開発建設部が実施している自然再生事業である落合緩衝帯に移動し、事業の説明を受けました。
今年で、4度目の取組となりますが、豊富中学校の協力により無事に終えることができました。
活動を終えて一言
中学1年生を対象とした取組で、サロベツの自然と農業について知ってもらうために、継続的に実施していきたい。