活動報告

活動報告 > 2013年 > No.21

サロベツサブレンジャー

活動内容・成果・課題

北大植物同好会では、20年以上前より毎年夏休みを利用してサロベツ湿原でサブレンジャー活動を行なっています。

活動では、自然保護官(レンジャー)の補佐として、観光客向けの自然観察ガイドや湿原センター内の展示物製作等の業務を中心に、サロベツ子供キャンプのお手伝いや外来植物の駆除なども行いました。例年、活動は湿原センターを中心に行ってきましたが、今年は幌延町のビジターでも活動を行い、展示物の作成などを行いました。活動期間中は、地域の行事にも積極的に参加しました。

業務の中心となる自然観察ガイドでは、観光客の方にサロベツの湿原の魅力を知ってもらい、「またサロベツに来たい」「今日はとても楽しかった」と言ってくださる方がいらっしゃいました。また、活動を通して観光客やNPO、環境省の方々、地元の高校生などサロベツに関わる様々な人たちと交流することができ、色々なことを教わり、サロベツについて考える多くのきっかけを頂きました。

課題としては、センターの展示補助製作をあらかた終え、今後自然観察ガイドや自然保護活動の他に、自分たちがどのような活動をできるかということを考えています。センター内の展示室の解説員や、英語版パンフレットの作成、地元の方とのつながりについて、またその他にも、どういったことができるかということが今後の課題です。

自然情報更新

自然情報更新

クイズラリー

クイズラリー

展示物制作

展示物制作

活動を終えて一言

今年は昨年の経験を生かし、どのような展示物を作るか、どのような解説の仕方をすればよいのかということを事前に考えることができ、活動により打ち込むことができました。またサロベツに何度も訪れることで、昨年一緒に活動した豊高生やお世話になったセンターの方々との再会、そしてサロベツの風景に何度も出会うことが、本当に楽しみになりました。これからもサロベツサブレンとして、活動を続けていきたいです。