活動報告

活動報告 > 2012年 > No.12

サロベツサブレンジャー

活動内容・成果・課題

北大植物同好会では、20年以上前より毎年夏休みを利用してサロベツ湿原でサブレンジャー活動を行なっています。

活動では、自然保護官(レンジャー)の補佐として、観光客向けの自然観察ガイドやビジターセンター内の展示物製作等の業務を中心に、サロベツ川の清掃や外来植物の駆除なども行いました。例年、活動は豊富町のビジターを中心に行って来ましたが、今年は幌延町のビジターでも活動を行い、展示物の作成などを行いました。

活動期間中は、豊富町の夏祭りなど地域の行事にも積極的に参加しました。また、活動は2012/08/13北海道新聞夕刊地方(旭川・上川エリア版)に掲載されました。

業務の中心となる自然観察ガイドでは、観光客の方にサロベツの自然の魅力を存分に伝えることができました。また、活動を通して観光客やNPO、環境省の方々、地元の高校生などサロベツに関わる様々な人たちと交流することができ、とてもよい経験になりました。

課題としては、滞在期間が短くなりがち(5日程度)であり、業務をするだけで予定が埋まってしまうということが挙げられます。サロベツに来る良い機会であるため、業務を通してだけでなくサロベツを自分で楽しめるような時間を作ることが出来れば、サロベツの魅力をより深く理解することができ、ガイドの質の向上などにも還元することができると思います。

サブレンジャーによる自然解説

サブレンジャーによる自然解説

展示物の作成

展示物の作成

幌延ビジターでの活動

幌延ビジターでの活動