活動報告

活動報告 > 2012年 > No.11

稚咲内砂丘林再生プロジェクト

活動内容・成果・課題

国立公園内の特別保護地区の稚咲内砂丘林(町有林)において、無立木地化した約3haの森林再生に向けて、現砂丘林帯と同植生のミズナラ・イタヤカエデの苗木を育て、植樹するプロジェクトです。

今年は着手から8年目を迎え、新たに1,561本植樹し、計2,555本となりました。68区画ある区画に、8年目でようやく全区画で植樹が終わりました。

今年度の主な活動としては、春と秋の2回に分けて、植樹イベントを実施しました。中でも、地元高校生の参加があり、着実に地域に根付いてきた活動になってきました。
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活動を終えて一言

夏場の好天により柵内が渇水状態となり、春植えの苗木が枯れてしまうという事態となりました。しかし、秋に補植作業を実施したので、来春に芽吹いてくれるかどうかとても待ち遠しく感じております。好天は良いことですが、自然のバランスの難しさを感じた年となりました。