活動報告
活動報告 > 2013年 > No.10
木道ナイトハイク
活動内容
幌延町下沼のパンケ沼園地には、サロベツ原野の湖沼のうち最も大きなパンケ沼をはじめ、小沼、長沼が点在し、沼の周辺では多くの湿性植物や野鳥などが生育、生息しています。また、晴れた夜には周辺の明かりの少なさから美しい星空を眺めることができます。
観察会では、法昌寺からパンケ沼園地の広場へ移動した後に講師の富士元寿彦さん、稲垣順子さんから事前レクチャーを頂いた後、富士元さんを先頭にパンケ沼沿いの木道を散策しながら植物の香りや、鳥のさえずり、星空などを観察しました。散策後は園地内の野鳥観察小屋に移動し、ふりかえりを行いました。
成果
参加者 11名 スタッフ 6名
富士元さんから夜に観察できる野鳥や草花等について自然解説を頂きながら、パンケ沼の近くで野鳥のシルエットを観察したり、夜空に美しく輝く星空、パンケ沼の水面に映った月等を眺めることができました。ふりかえりでは、稲垣さんから観察できた野鳥や草花等を子どもの参加者向けにお話しして頂いたり、参加者が観察中に気づいたことについて富士元さんから解説して頂くことができました。
課題
スタッフの間で集合時刻の認識にズレがあり、開始時刻を予定よりも早めてしまいました。次回からはスケジュールや開催内容をスタッフ間で確認する機会を増やし、改善します。
活動を終えて一言
木道ナイトハイクは、夕暮れから日没にかけてパンケ沼園地が段々と暗くなっていくことで音や匂いなどの感覚が研ぎ澄まされていき、周りが見えにくくなる代わりに園地内の静寂さや木道沿いの草花の匂いの違いを強く感じることができる面白いイベントです。皆さんも都合が合えば、是非参加してみて下さい!