活動報告

活動報告 > 2013年 > No.09

サロベツ自然観察会

活動内容

湿原の花々が咲くサロベツ湿原センターの木道の内周と外周を散策しながら、植物の芽吹きやつぼみ、花のほか、植物の香りや、鳥のさえずりなどを観察しました。講師の遠島幸吉さんからは花の特徴だけではなく、それらが薬草として利用されてきた歴史や使用方法などについても教えて頂くことができました。

成果

6月9日(第1回) 参加者7名 スタッフ3名
8月11日(第2回) 参加者1名 スタッフ3名
第1回はミツバオウレンやタテヤマリンドウ、ミツガシワ、ヒメシャクナゲ、ショウジョウバカマなど、第2回はクサレダマ、タチギボウシ、ノリウツギ、キツリフネなど、2回の観察会とも約40種類の植物を観察することができました。また、参加者が遠島さんの解説を植物のチェックリストやメモにこまめに書き込み、熱心に植物写真を撮っている様子がよく見られました。

遠島さんが参加者に解説している様子

遠島さんが参加者に解説している様子

観察できたノリウツギ(第2回)

観察できたノリウツギ(第2回)

観察できたタテヤマリンドウ(第1回)

観察できたタテヤマリンドウ(第1回)

参加者が植物を触って特徴を調べている様子

参加者が植物を触って特徴を調べている様子

課題

観察中に年配の参加者から、サロベツ自然観察会の内容や遠島さんの解説は良いが、もう少しゆとりをもって木道を歩いたり植物を観察したいという要望があったり、昨年の6月11日に開催したプチ自然観察会(参加人数15名)よりも参加人数が少なかったので、今後はコースの設定や開催時期などを再度検討してそれらの点を改善していきます。

活動を終えて一言

これからもサロベツを訪れた方々や地域の方々が豊かな自然を知り、親しみをもっていただけるきっかけとして頂けることを目指して、講師と協力しながらサロベツ自然観察会を開催していきます。