活動報告

活動報告 > 2019年 > No.08

サロベツ湿原保全活動 サロベツ川・ペンケ沼清掃


【概要】
日時 :8月14日
場所 :サロベツ川、パンケ沼 
参加者:11名

【活動内容】
豊かな生態系を育むサロベツ湿原の水環境を保全することを目的として、カヤックでサロベツ川を下りながら清掃活動を行ないました。残念ながら河川の増水に伴いペンケ沼へは行くことができず。しかし、普段は見ることも行くこともできない原生の自然環境が残るサロベツ川の中流域やパンケ沼へ行くことができ、また美しい自然をゆっくりじっくり体感できました。回収したゴミは適切に運搬、処分をしました。

【活動を終えて一言】
ペンケ沼はサロベツ湿原の中央部に位置し、渡り鳥の貴重な中継地であり、かつ様々な動植物の生息地となっています。また、平成17年には世界的に重要な渡り鳥の生息地を保全する「ラムサール条約」にも指定されるなど、豊かな自然が残されています。
しかし、農地開発による排水路整備によって、上流から土砂とともにゴミなどの人工物等が流れ込んでくるようになりました。今年の活動では約10㎏のゴミを回収することができました。ゴミは主に空き缶、ペットボトルなどのプラゴミが多くを占めました。豊かな生態系を支え、国際的に重要な湿地であるペンケ沼を未来へ引き継ぐべく、今後も継続的に活動を実施していきたいと思っています。