活動報告
活動報告 > 2013年 > No.08
稚咲内砂丘林再生プロジェクト
活動内容・成果・課題
国立公園内の特別保護地区の稚咲内砂丘林(町有林)において、無立木地化した約3ha土地に現砂丘林帯と同植生のミズナラ・イタヤカエデの植樹をする森林再生プロジェクトです。昨年68区画全ての区画で植樹が完了し、今年は新たな区画を設けミズナラ苗木を400本植樹しました。苗木の数は再生地柵内3,679本、苗畑地3,008本、新区画400本となり合計7,087本となりました。
11月2日に実施した植樹イベントでは57名の参加があり、たくさんの方々にご協力いただきました。また、町内の子ども達の参加や新たに教育委員会とも連携することができ、地域のつながりが感じられる活動となりました。
活動を終えて一言
昨年、再生地柵内の全ての区画で植樹を完了したことから、今年は苗木を管理するために草刈作業が中心となりました。5月後半から7月にかけては草も伸び盛りのため何度刈っても1週間には草が伸びており作業が大変でした。秋は新たな植栽地を造成すべく自分の背丈以上(182cm以上)もある笹や草を刈り、刈り終えると耕耘機を使って地拵えの作業を行ないました。いずれも地域の方々のご協力を得ながら作業を進めることができとても感謝しております。植樹イベントの参加者からは苗木を育てるには大変な労力と時間がかかりますが、苗木の成長を感じられる夢のある取組みですねというお言葉をいただき、とてもやりがいのあるプロジェクトだなと改めて感じることができました。苗木が大きく育つまでプロジェクトは続きます。地域に愛される森を作るべく、来年もご協力の程よろしくお願い致します。