活動報告

活動報告 > 2012年 > No.08

サロベツ湿原ペンケ沼清掃

活動内容・成果・課題

サロベツ湿原やその周辺のペンケ沼を含む大小さまざまな湖沼は、渡り鳥の中継地や多くの動植物の生息地となっています。平成17年にはラムサール条約湿地として登録されるなど、非常に豊かな生態系を支えている国際的に重要な湿地です。

しかし、昭和初期の排水路整備によりペンケ沼には大量の土砂と共に生活廃棄物等も流れてくるようになりました。そのため、カヤックを活用し、ペンケ沼と周辺河川の清掃活動を行いました。全6回で40?ゴミ袋77袋、計240㎏ものゴミを回収することができました。

今後も清掃活動を継続して行い、たくさんの方々に地域の現状を知ってもらうために、活動参加につながる取り組みを実施していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

活動を終えて一言

いざ実施してみると想像以上のゴミがペンケ沼や周辺河川に分布していました。生態系に影響が出てくることが懸念されるため、今後もゴミの分布状況を把握しながら効果的にゴミを回収する方法を検討し実施します。地域の宝を守るため、みなさんもご参加、ご協力をよろしくお願い致します。