活動報告
活動報告 > 2013年 > No.06
「なまら!!サロベツ∞クラブ」~次世代環境リーダー育成事業~
活動内容
地域の小中学生を対象に、四季を通じて、サロベツ原野の保全に関わる活動を実施し、地域の素晴らしさを伝えることで、人・地域・自然への愛着を深め、将来的にサロベツはもとより、幅広い場で活躍できる次世代の環境リーダーを養成することが目的となっています。各回の内容は以下の通りです。
第1回5月25日「オリエンテーション」
第2回6月22日「初夏のサロベツ原野を調べよう」
第3回7月6日~7日「KODOMOラムサールin釧路湿原」
第4回7月20日「カヌー・カヤック体験in三日月湖」
第5回8月16日~17日「なまサロ子どもキャンプin兜沼」
第6回9月7日「秋のサロベツ原野を調べよう」
第7回11月2日「どんグリーンの森づくり~植樹活動~」(教育委員会連携)
第8回12月21日「湿原センタークリスマス会」
第9回1月予定「冬の工作体験」(教育委員会連携)
第10回2月予定「冬のサロベツ原野で全開雪遊び」
第11回3月予定「なまサロ報告会」
成果
今年度は小学校での出前宣伝を効果があり、新たに7名の子ども達を新メンバーとして獲得できました。また保護者の方もプログラムに参加していただき、一緒に楽しく活動することができました。またクラブを代表して2名の子どもをKODOMOラムサール活動に参加させることができました。KODOMOラムサール活動は全国各地の湿地で活動している子ども達が集まり、交流や現地での自然体験活動などを通して、そこの地域の魅力を一緒に考える取り組みとなっています。この活動を通して、他の地域の子ども達と一緒に問題を考え、意見を出し、答えを見つけ出す作業が参加した子ども達にとって大きな成果となったようです。その証拠に参加した子どもが当クラブのリーダーとなり、皆をまとめるようになりました。今後も他地域の子ども達との交流活動で経験を積ませ、なおかつ自分が住んでいる地域を見つめ直す機会を与えていければと考えています。
活動写真
課題
町内行事、学校行事、少年団活動など子ども達も忙しく、時間が限られているため、それらの行事を把握しながらなるべく重ならないように日程を調整する必要がありました。また子ども達の中で、サロベツに住んでいて名前は知っていても見たことが無いという動植物がたくさんあったようなので、「この時期のサロベツといえばこれ!!」ということを理解させるようなプログラムを季節ごとに行なえればと思っております。
活動を終えて一言
子ども達同士で話し合い、目標に向かって一緒に何かをやり遂げることはとても重要なことです。一つ一つの活動の中で、子ども達が何をどう感じたのかをうまく汲み取り、子ども達が思い描く方向へ楽しく面白く近づけられたらと思います。
随時大人のスタッフも募集しておりますので、一緒に活動しましょう♪