活動報告

活動報告 > 2018年 > No.04

サロベツ湿原渡り鳥保全プロジェクト!「ペンケ沼清掃」



活動内容
 渡り鳥の生息地保全を目的として、 ペンケ沼及び周辺の河川流域においてカヤックを活用した清掃活動を行うとともに、ペンケ沼の現状を把握しました。また回収したゴミの収集、運搬、処分を行いました。



活動を終えて一言
 当活動は「ゆうちょ・エココミュニケーション活動」の助成を受け、「サロベツ湿原渡り鳥保全プロジェクト」の一環として、多くの野鳥が生息するペンケ沼の清掃活動を実施しました。
 ペンケ沼はサロベツ湿原の中央部に位置し、渡り鳥の貴重な中継地であり、様々な動植物の生息地となっています。また、平成17年には世界的に重要な渡り鳥の生息地を保全する「ラムサール条約」にも指定されるなど、豊かな自然が残されています。
 しかし、農地開発による排水路整備によって、上流から土砂とともにゴミなどの人工物等が流れ込んでくるようになりました。今年は2回の活動で約40㎏のゴミを回収することができました。ゴミは主に空き缶、ペットボトルなどのプラゴミが多くを占めました。また、オムツなどの生活ゴミをそのまま捨ててあり、とても驚きました。豊かな生態系を支え、国際的に重要な湿地であるペンケ沼を未来へ引き継ぐべく、今後も継続的に活動を実施していきたいと思っています。