活動報告
活動報告 > 2018年 > No.03
サロベツ湿原への外来植物の侵入状況の調査
活動内容
サロベツ湿原の高層湿原域に定着しているクサヨシを対象として、もともと湿原に生育する在来の系統であるか、海外から導入された外来の系統(リードカナリーグラス)であるかを識別するための遺伝解析を行いました。また、ハルガヤなどその他の種についても侵入状況を調査しました。
活動を終えて一言
湿原の中には、牧草地の難防除雑草となっている外来植物が侵入してきていることがわかってきました。湿原と農業の両方に被害を及ぼす外来植物対策に役立てるため、引き続き研究を進めたいと思います。