活動報告
活動報告 > 2021年 > No.02
サロベツ湿原保全活動~ペンケ沼清掃~
【概要】
■活動日:令和3年10月23日
■場所:ペンケ沼
■活動内容:サロベツのガンカモ類の渡りの最大の中継地であるペンケ沼に河川より流入するゴミの清掃活動をバードライフインターナショナル東京の支援を受けながら、豊富高校の学生と実施しました。ゴミ清掃はペンケ沼の東岸で実施し、ペットボトル、瓶、プラスチック類、浮きなどを約10kg回収しました。清掃活動の後、ペンケ沼にいる水鳥類の観察を行いました。
■参加者数:4名
【活動を終えて一言】
ペンケ沼はサロベツ湿原の中央部に位置し、渡り鳥の貴重な中継地であり、かつ様々な動植物の生息地となっています。また、平成17年には世界的に重要な渡り鳥の生息地を保全する「ラムサール条約」にも指定され令和3年には東アジアオーストラリアフライウェイパートナーシップに登録されました。しかし、農地開発による排水路整備によって、上流から土砂とともにゴミなどの人工物等が流れ込んでくるようになりました。豊かな生態系を支え、国際的に重要な湿地であるペンケ沼を未来へ引き継ぐべく、今後も継続的に活動を実施していきます。