お知らせ

今季残り2回!!サロベツ湿原バックヤードツアー(10/18、10/25)

お知らせ記事作成日:2020.9.6
担当:管理者

湿原の植物たちは穂を伸ばし始めたり色が抜けてきたりと、
早くも秋の花が咲き始めたサロベツ湿原ですが、
ご好評のバックヤードツアーは早いもので残すところあと2回となりました!
本ツアーは普段は立ち入り禁止となっている調査用木道を
特別にガイドと歩いて湿原の奥へと向かい、
サロベツ湿原の魅力に触れながら自然再生の取り組みをご紹介するツアーです。

今シーズンの残りの開催予定日と詳細は以下をご覧ください。
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お申込み:サロベツ湿原センター
TeL 0162-82-3232
e-mail center@sarobetsu.or.jp

時 間: AM9:45~12:15

○集 合: サロベツ湿原センター エントランス 9:45

○開催日:10月→18(日)、25(日)

※やむを得ない事情により、開催日が急きょ変更になる場合がございますので、
事前にホームページで最新状況をご確認下さい。

○定員5名、1回1組限定(事前申込制・先着順)
○その他: 足元が悪いため、汚れても良い動きやすい服・靴・雨具 
※調査用木道を往復約3km歩きます
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参考までに咲年の10月開催の様子をご紹介いたします。
秋も深まり天候にも恵まれると、湿原一面が黄金色へと変貌する”草紅葉”を
見られかもしれません。

昨年の最終日(10/20)は天候も良く、
秋らしい一面の草紅葉をご堪能いただけました。

10月になると、花々はほぼ見納めにはなりますが、
次のシーズンに備えて、冬芽の準備をしている植物を観察できます。
秋は夏のような華やかさはありませんが、実や種のほか厳しい冬を耐え抜く姿を
観察できるのも秋ならではの面白さです。

綿毛をつけたミヤマアキノキリンソウ

その他、木道沿いにはガンコウランやツルコケモモが実をつけていました。
動物たちにとっては、食べ物が乏しい冬に備えるための貴重な栄養源です。

調査用の木道を1kmほど歩くと、採掘跡地の裸地に到着します。
ここは採掘後40年ほど経ちますが、植物が育っていない場所です
本ツアーでは、参加者にご協力いただき、植生回復のためのネットを設置します。

さらに奥へ進むと、かつて採掘がおこなわれていた開放水面へと到着します
運が良いと開放水面やペンケ沼などをねぐらにしているマガン・ヒシクイ等の
群れが飛翔する姿を目にする事があるもかもしれません。

本ツアーは広い湿原を独り占めできる贅沢なツアーです。
また、今年は情勢を考慮し、1回につき1組様限定となっておりますので、
少しでもご興味をお持ちの方はお早めにお申し込みください。

川﨑