お知らせ

【報告】なまサロ秋の渡り鳥観察会

お知らせ記事作成日:2018.10.31
担当:管理者

9月29日、幌延町の下沼地区で秋の渡り鳥観察会を行いました。

今回は環境省の子どもパークレンジャー活動(※1)及びゆうちょ エコ・コミュニケーション寄附プログラム活動(※2)の一環として実施しました。

※1 子どもパークレンジャー活動
自然保護の大切さや自然とのつきあい方、また生き物に対する思いやりの心など、豊かな人間性を育むことを目的として環境省レンジャーと一緒に国立公園などにおいて自然観察や自然解説による自然環境学習などを小中学生に体験してもらうプログラムです。

※2 ゆうちょ エコ・コミュニケーション寄附プログラム活動
環境保全活動に地域住民とともに取り組む団体を支援することで、ゆうちょ銀行と地域社会・地域住民の相互コミュニケーションを深め、地域社会の持続的発展に貢献することを目指す取り組みです。

当日はなまサロの子ども達だけではなく、幌延町の子ども達とも一緒に活動しました。
幌延町の法昌寺とんこり堂に集まり、当日の流れや子どもパークレンジャーの認定式をしました。

認定の証としてアクティブレンジャーの青山さんから子どもパークレンジャーの帽子、バッジ、手帳を受け取りました。

渡り鳥観察の前に双眼鏡の使い方もレクチャーしました。

また、子どもパークレンジャーの指令書が配布され、遂行できるよう活動しました。

早速バスへ乗り込み、渡り鳥が飛来する牧草地で観察を始めました。

カウンターを片手にみんなで数えていきます。

オオヒシクイの数はピークだったようで、一つの牧草地では500羽程度羽を休めていました。
全体では数千羽いたかと思います。

観察後はお寺に戻り、まとめの時間となりました。
オオヒシクイの生態がわかるクイズや塗り絵、新聞作りなどを実施しました。

生態クイズではどの人がオオヒシクイのことを言っているのか当てます。

オオヒシクイやマガンの模様、体や羽の色などを塗り絵に描いてみました。

各自学んだことをまとめて、新聞作りも行いました。

自分たちが住む身近な場所にたくさんの渡り鳥が飛来すること、
また、観察することでどういった鳥なのか理解することができたようです。
そして今回は幌延の子ども達とも一緒に活動できたことが子ども達も良かったと言っていました。
有意義な活動を実施することができ大変良かったです。

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