アオガン

  • 2020年05月16日
  • 野鳥

アオガン

4月19日に豊富町の牧草地にアオガンがいました。アオガンは冬に宮城で越冬し、春に鵡川で確認されていたので、そのうちサロベツに来るのではと鳥関係者の中でささやかれていました。そんな中、T氏が確認し、この度はK君が再度発見したので、この普段車もあまり通らないこの牧草地そばの農道は鳥関係者の車列ができていました。

私は家から近かったこともあり何も考えずに真っ先に急行しましたが、うじゃうじゃいるマガンの群れの中に紛れて見つけることができません。

実際アオガンを見たこともないので、青い色をしているのかと思って探していましたが見つからないので、しびれを切らしてK君にどんなやつか聞くために電話をかけるとシノリガモみたいなやつだそうです。確かにシノリガモに似ていました。どこにも青い要素はありません。名前を付けたのは誰でしょうか?この後、再度見ようと鳥関係者は皆血眼になってアオガンを探していました。結局たった一羽のアオガンが数千羽のマガンの雁群に中に飲まれていたので、この後誰も見つけることができませんでした。今頃ロシアの繁殖地にマガンと一緒に渡っていることでしょう。

長谷部

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