風車による景観への影響

  • 2019年02月01日
  • 景観

風車による景観への影響

風車は鳥類への衝突などの影響だけでなく、道北地方の原風景である景観に大きな影響を及ぼします。

稚内
大沼バードハウス付近から見た利尻山
利尻山が見える風景の前に風車(エコパワー)が立ちはだかっています。

宗谷岬
日本の重要な地形、周氷河地形(北海道遺産)の上に風車が建っています(ユーラスエナジー)。これらの風車は立て直し、新たに大型のものが建設される計画があります。

天塩町
天塩町振老付近から海岸を眺めると幌延町音類の風車群(JFE)が利尻山にかかっています。ここでも立て直しにより、より大型の風車が建設される計画があります。

天塩川の河川敷から海岸を眺めても利尻山の前に音類の風車が並んでいます。海岸に風車が建設されると利尻山の景観に風車がかかりやすくなります。

これら以外にも新たな大型風車建設の計画があります。

豊富町大規模草地
広々とした牧草地の景観のある場所です。景観配慮のため、電線は埋設されています。

ここに道北エナジー(株)による風車建設が計画されています(豊富山)。風車が建設されると景観が大きく損なわれます(風車の画像は想像図で実際とは異なる可能性があります)。

幌延町
幌延ビジターセンターの前にある展望台からは湿原と海岸砂丘林による雄大な風景が眺められます。

ここに道北エナジー(株)により風車が建設されると、スカイラインから飛び出る風車が立ち並ぶので、景観が大きく損なわれます(風車の画像は想像図で実際とは異なる可能性があります)。

サロベツ湿原センターから音類の風車は見えますし、浜里の風車が見えるようになります(風車の画像は想像図で実際とは異なる可能性があります)。

道北地域に風車群が建設されるとあちこちに風車が見えるようになり、サロベツや稚内周辺の何もない雄大な風景が損なわれる恐れがあります。

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